★メドック5級格付の｢シャトー・ランシュ・バージュ｣のセカンドワインで、エコーはギリシャ神話の妖精の名前です。

★｢シャトー・ランシュ・バージュ｣は『5級のラトゥール』や『スーパーセカンド（２級格付と同等）』と言われるほどのシャトーです。
★ファーストよりも樹齢の若い葡萄を使っています。メルローの比率が高めで滑らかに仕上がっています。

近年高い評価を受けているポイヤック第５級ランシュ・バージュがつくるセカンド。
メルロー、カベルネ・フランの配合比が高く、ファーストより柔らかいタンニンが特徴。

【品種】ｶﾍﾞﾙﾈ・ｿｰｳﾞｨﾆﾖﾝ47%ﾒﾙﾛ41%ｶﾍﾞﾙﾈ・ﾌﾗﾝ12%
【地域】ﾎﾟｲﾔｯｸ/ｵｰ･ﾒﾄﾞｯｸ
【原産地呼称】A.O.C.ﾎﾟｲﾔｯｸ
【ﾀｲﾌﾟ】赤･ﾌﾙ･750ml

＊12ヶ月フレンチオーク樽熟成 

【シャトー・ランシュ・バージュ】
 

「ランシュ・バージュ」の畑は、北側に「ムートン・ロートシルト」と「ラフィット・ロートシルト」、南側の「ラトゥール」、「ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」、「ピション・ロングヴィル・バロン」の中間にあります。

「ランシュ・バージュ」の歴史は古く、元々は「ランシュ・ムーサ」と同一の畑でしたが、持ち主が変わるにつれて、分割されて今の形になっています。
１９３４年「ジャン・シャルル・カーズ」が取得します。１９７２年、ジャンは９５歳で亡くなり、息子「アンドレ・カーズ（1947−1991年までポイ ヤック市長）」と孫の「ジャン・ミッシェル・カーズ」が相続し、２００６年から「ジャン・シャルル・カーズ」が所有しています。

１８５５年、５級シャトーに格付けされますが、品質の良さが常に専門家の間で評判になっている優良シャトーです。

パーカー氏などによる『有名な１８５５年のジロンド・ワインの格付けでは最下層の五級に入れられたランシュ・バージュだが、今日この分野の専門家で、現在の品質がほとんど二級に匹敵すると言わない人を私は見たことがない。』『１９８０ 年代半ばからは五級の地位をはるかにしのぐ出来を見せており、二級に匹敵ワインを造り出している。｢貧者のムートン・ロートシルト｣と評されることも多 く、殆どのヴィンテージで安全パイとなっているし、金銭的にも極めてお値打ち品となっている。事実このワインは、「グラン・ピュイ・ラコスト」とともにポイヤックのみならずボルドー全般で最良のお買い得品の部類に入るのだ。お値打ち品を探している人はメモをしておくこと。』という専門家の高評価が続出しています。